対人戦を始めて色々分かり始めた中級者に向けて勝率を上げるための考え方などを前後編でまとめていきます。
前編は基礎知識を、後編は全体を意識した動きを解説します。
勝率を良くしてアチーブメントを有利に進めたい、単純に勝てない…そんな方の応援が出来たらなと思います。
編集時点で主の戦績は1845戦745/581/519で勝率40%です。
ジョブ共通アクション
全部で5つある共通アクションのうち実力が出やすい2つのスキルを説明します。
説明しないスキルも大事なので効果を理解しておきましょう。
浄化の使い方
状態異常を回復して自身に活性を5秒間付与します。状態異常を回復できなかった場合は効果を発揮しません。
スタンやバインドされても即座に浄化を使っていては攻めるチャンスを失います。
相手の数や距離を見極めて何も使わなくても済むかな?防御のみで大丈夫かな?と判断する癖をつけましょう。
白魔導士がハート・オブ・パーゲーションを1人で撃っている、召喚士のマウンテンバスターを安全な場所で食らったなどが例に上がります。
大丈夫と思って使わずに床を舐めることも増えると思いますが自身の経験値になるので考えて使うよう心がけましょう。
また、リキャスト中に攻めると床ペロのリスクが大幅に上がります。
自身が倒れてでも前に出ないといけない場面はありますが浄化が無いときは基本的に攻めないほうが良いです。
自分が前に出ることで相手を複数倒せる・味方を多く守れるなどのチームに貢献できる場合のみ床ペロ上等で前に出ましょう。
高揚を失うことは悲しいですが点数や味方の高揚を守る動きは勝利に繋がります。
防御が無い場合でも攻めれますが浄化が無い場合は攻められない。大事なスキルなので使いどころを見極めましょう。
防御の使い方
受けるダメージを90%軽減するが移動速度が50%低下します。1~2秒ほどですぐに解除して相手から離れるようにしましょう。
5秒間フルで張っていては相手に追いつかれてしまうので後ろに下がるスキルが戻ってきそうなときや相手のバースト時のみ長時間張るようにしましょう。
浄化から防御に入った場合は活性が切れる前に防御を解きましょう。これが出来るかで生存率が段違いです。
活性が切れても防御を使っている相手はCC漬けにする良いカモです。対戦に慣れた上級者は相手のバフ欄を注視しているので要注意。
もっと言うと、防御は相手の攻撃が確定してから使用しても効果がありません。分かりやすく例えるとサモン・バハムートを見てから防御を使ってもそのままダメージを喰らいます。
サモン・バハムートのあとはバーストが来る可能性があるので防御自体は有効ですが仕様を理解して使うのか何も分からずに使うのでは大きく違います。
相手が近くにいるなら防御、いないならそのまま下がって回復と決めておけば安心です。
ジョブ別アクション
ジョブごとに使えるスキルの使い方をヒール関連とそれ以外で説明します。
使うタイミングや対象を詳しく解説します。
ヒールスキルの使い方
ケアルラなどの対象を取って回復するスキルで自分をヒールするのはNGです。自身の体力が減った場合は快気で回復しましょう。
MPが常に満タンなのはもったいない上に自然回復するので回復スキルは前に出る前衛ジョブを対象にして使用しましょう。
もちろんMPが無い場合はその限りではありませんが詠唱の際に足を止めてしまうので相手からしっかり離れたうえで軍用エリクサーを使うことをおすすめします。
また、遠隔ジョブの軽減スキルも同様で前衛ジョブに使う方が良いです。
火力スキルの使い方
天竜点睛やサモン・バハムートなどの強力なスキルを味方と合わせずに撃っていませんか?フロントラインは自分一人だけで火力を出しても相手を倒せません。
また、学者の蟲毒法や黒魔導士のフレアもドットダメージのために強くありません。フロントラインでKOを取るには瞬間的なダメージを与える必要があるからです。
けん制や味方の火力を期待して放つなど意図を持って撃つことは意味がありますが試合終了後のリザルトを気にして撃つスキルには何の意味もありません。
味方のバーストを意識せずにスキルを撃つ頻度が増えるため相手を倒す機会が減ります。
また、相手は攻撃を喰らったので下がって回復します。相手の足並みを揃える手助けをしているとも言えますね。
リザルトで上位に入るため、最大ダメージを更新するためなど勝つという本来の目的を見失うと勝率が下がり上達もしません。
ダメージを与えることはKOを取るための目的であり、ダメージを与えることを目的にしてはいけません。KOを取れば自然とダメージは出ています。
僕がよく言う「KOに関与しないダメージは0ダメージ」という言葉も添えておきますね。
まとめると一人だけで3万ダメージ出すより一人一人が1万ダメージ出して相手を倒すほうが偉いってことです。
軍師殿やPTメンバー、アライアンスの様子を伺いながら火力を出すようにしましょう。
火力を出す対象
範囲バースト時は数が多い所へ撃つのは基本として少数を相手にする場合は遠隔ジョブから狙うようにしましょう。
近接ジョブは60%軽減、遠隔ジョブは30%軽減がデフォルトで付いており、倒しやすいのは言わずもがな後者です。また、浄化を使った後であれば近接ジョブもねらい目です。
一番手前の相手を狙って倒せるのはクリコンだけでフロントラインはそうもいきません。
上記のケースが頻繁に起こるゲームモードは外縁遺跡群(制圧戦)です。
遠隔ジョブや手負いの相手にフォーカスを合わせないと倒せないことがよく分かります。
1タゲや丸タゲも積極的に狙いみんなで同じ相手を攻撃する意識を持つことが大事です。
火力スキルの使い方でも長々述べたように一人一人がダメージを出せる相手を狙うようにしましょう。
味方の敵視を感じながら戦うと火力やCCを入れるタイミングが分かるようになります。
上級者への一歩として敵視の矢印を意識しながら戦ってみてはどうでしょうか。
今回は中級者に向けての基礎知識や火力スキルの使い方をお送りしました。
火力スキルの使い方・対象はとても大事な考え方なので身に付けましょう。
次回はアライアンス全体の動きを意識した立ち回りをふわっと解説したいとおもいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
-
【FF14】フロントラインの勝率を上げるための手引書・下【PvP】
続きを見る